PROFILE

高校生の時から将来は政治に関する仕事をすることを決意。経済と法律の両方を学べる和歌山大学の経済学部に進学しました。専攻はジャーナリズム論で、学業とは別に大学広報チームに所属。また、まちづくりの専攻もあり、富山県など成功している商店街の視察などを行い、都市計画についても学びました。全国でも珍しい自治寮に入寮し、学生だけで寮運営を実施し、時代錯誤のルールの改正がどれほど大変かも目の当たりにしました。卒業論文は「地方分権」について論じました。卒業時に教授から贈られた言葉は「一期一会」です。

和歌山の商店街「ぶらくり丁商店街」にて、商店主たちと議論を行いました。専門店の知識が消費者に届かないこと、人通りが減ることによる犯罪のリスクなど、興味深い話を聞きながら、つなひきイベントを実施。近隣企業の協賛を得ながら、商店街は買い物をするだけの場所ではないというメッセージを込めたイベントは無事に成功しました。

日本赤十字社の血液事業部と献血啓発活動を行いました。輸血用血液はお金で購入することができません。健康な人の善意でしか供給できない究極のボランティアです。健康な人のたった10分の献血は、別の人の生命に繋がるものであり、それを多くの人に伝え、共感を得るための啓発活動を行いました。

証券会社での勤務で政治と経済、金融についての知見を深めました。特に政治での動きは、金融に直結し、「国策に売りなし（国の事業に沿った業界は株価が下がらない）」という格言があるほどインパクトのあることだと学びました。また、厳しい営業活動では大変なこともありましたが、お客様の求めるものと、正しい投資手法のバランスを織り交ぜながら独自の資産運用の提案方法を編み出したことで、同期で最速の実績を残し「会社賞」を受賞することができました。今でも当時のお客様とは仲良くさせていただいています。

2018年2月に広告会社を創業しました。はじめは経営のことが全く分からず、何を販売するのかすら決めきれず、様々な商材に手を出して失敗の連続でした。経営方針を何度も大きく変更しながら、ITやデジタルのことを徹夜しながら独学で学び、お客様に提案できるレベルまで無理やり引き上げ事業を安定化させ、今では大阪市に営業所を設立できるレベルに成長することができました。「言うは易く行うは難し」実行することの難しさ、お金を使うことの難しさを体感した経験しました。
狩りが上手いチカラのある恐竜が生き残るのではありません。環境に適応するために成長できた生き物が生き残るのです。

広告会社として、クライアント企業のマーケティングのアドバイザー業務と伴走支援を提供しています。マーケティングは経営の今回に近いところにあり、ある程度数値化して分析し仮説を立てることができます。しかし、その仮説には理屈ではない動きを考慮する必要があります。
マーケティングは、製造から販売までの一連の流れを通じて、付加価値のあるものを提供するものです。これは政治活動も同じです。どうすれば住みやすいまちになるか、何が課題で何に重点を置くのか。これをなんとなくで進めてしまうと非常に危険です。私は政治活動を通じて、分析、仮説、実行の流れの効果を最大化する工夫を進めていきます。そこに文化や歴史という見えにくい価値をきちんと計上することが大切です。

経営で部下や外注先のチームを形成し、一緒に目標を達成していく計画管理業務の経験があります。利益を還元するための計画実行について、高いマネジメント能力が求められました。マネジメント経験は政治活動やまちづくりにおいて、多くの関係者と一緒に作り上げていく上で不可欠です。

防災用品メーカーの経営管理部としての経験があります。防災に関する知識は、海岸沿いで南海トラフ地震の影響のある泉大津には不可欠です。また、情報セキュリティやメディア対応、リスクマネジメントのコーポレート部門業務は、高度な政治活動を実施する上で、様々な適応力を生み出します。

防災の仕事から派生し、クライアント企業にリスクマネジメント・BCPのコンサルティングを実施しています。BCPとは、事業継続計画のことであり、リスクマネジメントの一種です。災害に限らずあらゆるリスクを想定し、事業を復旧するための計画書です。
防災では、生命を守ることだけ着眼されますが、被災後に生活を立て直すこと、仕事に復帰できることまで想定しなければなりません。
「災害で死なない」だけを目標にしていた時代は終わり、どこに避難するか、生活・仕事はどうするか、という緊急を日常に戻していくことが不可欠です。防災を掲げる人の多くはそこまで考慮することができません。BCPは防災から生活復旧まで支援することができます。